哲学

前-存在者性

ジャン=リュック・マリオン 『還元と贈与』 を読んだ。 私が読んだものの中で、自身が考えていた"存在者"の認識に、 "私"というものの"存在者"の認識に近いものだった。 予め言っておくと僕の圧倒的力不足により、マリオンの意図していることではないのであ…

2016-8-29

存在者は忘却<埋葬-再生>を根源に生きている。生きることは皮膚を垢で隠し皮膚に亀裂を入れ、日々自己を埋葬-再生することでしかない。再生は埋葬のエネルゲイアとして、埋葬は再生のデュナミスとして、或いは埋葬は再生のエネルゲイアとして、再生は埋葬…

闘争

”私” 私の唯一の所有物であろう私が何処からやってきたのかということについて。 ここで<私>は崩壊しているかのように見える。 <私>というとき既に、<私そのもの>は<私>から一歩身を退くようにして常に隠蔽され、<私そのもの>というような<存在し…

眼の現象

眼は背景からそれを切断し対象を引きずり出す。対象が事件として、現れた時ようやく、眼が現れる。というよりは"事件"の発生なくして視るという現象は発生しないのである。 「見て」とは眺めることをではなく、事件の目撃者であれと存在者に要求している。全…

メモランダム

選ぶというこのことが可能であるのは、選ぶリスト、事件、が目の前に既にあるという受動的可能態であることに他ならない。故に何時でも選択は受動態である。選択する存在そのものが世界から遅れてあるということにより選択は可能性としてある。というよりは…

死・神・存在

自己を否定していくことで行き着く先が死であるように、それと同じだけ世界の否定(対象のなさ)は自己の否定へ向かっている。 死による存在の拒絶は存在”自身”の意味解除を果たすが、世界の側はその存在の意味を解除することができない。たしかに「彼はあった…

0181

世界の責任のなさ世界は常に影響を存在に与え続ける中で、責任を敷衍しながら解除し続けている。一存在に責任が無限にやってくる中で最早責任は存在しない。責任とは根拠であり、現象の核であるが、その核はまた無限の現象の核の破片が堆積したものである。…

81番目の備忘録

<前> ただただ個人的なメモとして保存していたもの。 私が考えてきたことであると同時にそれはつまり私以外の存在がが考えたことである。飽く迄も備忘録に過ぎないということを断っておく。 書いた時期がバラバラなので論理的整合性などというものは一切な…